プリント方法の簡単な比較表
目次
フルカラーインクジェットプリント

Tシャツに直接インクを吹きかけてプリントする方法です。
製版代が不要のため1枚からでも格安で制作でき、さらにどれだけ色を使用してもお値段が変わりません。
グラデーションや写真のプリントも可能で、非常に細かいデザインの表現にも対応できます。
ただし、使用できるボディは基本的に綿素材に限定され、ポリエステル等の化学繊維にはプリントできません。
フルカラーインクジェットプリントの特徴
少量制作時の価格 | ★★★★★ |
|
---|---|---|
プリントの耐久性 | ★★★★★ |
|
多色印刷 | ★★★★★ |
|
プリントカラーの表現 | ★★★★☆ |
|
使用可能なボディ | ★★★☆☆ |
|
お届けまでの時間 | ★★★★★ |
|
製版代 | 不要 | |
写真のプリント | OK |
シルクスクリーンプリント
版画の要領で、はじめにデザインの版を作成し、その版の上からインクをこすりつけてプリントする方法です。
プリント代自体は安くなりますが、版の作成費(製版代)が必要なため、少量の制作時には価格が割高になります。
クラブ、サークル、イベントなどの際に、同一デザインで制作枚数が多くなる時におすすめのプリント方法です。
シルクスクリーンプリントの特徴
少量制作時の価格 | ★☆☆☆☆ |
|
---|---|---|
プリントの耐久性 | ★★★★★ | |
多色印刷 | ★★★☆☆ |
|
プリントカラーの表現 | ★★★★★ | |
使用可能なボディ | ★★★★☆ |
|
お届けまでの時間 | ★★★☆☆ |
|
製版代 | 必要 | |
写真のプリント | NG |
カッティングシートプリント

衣類用カッティングシートを、専用の機械でデザイン通りにカットし、熱を加えて圧着するプリント方法です。
シートの色は基本カラー30色に加え、金銀・蛍光の特色カラーが利用できます。
製版代が不要のため、1枚からでもオリジナルTシャツの作成が可能です。
ドライTシャツなどのポリエステル素材へもプリント可能ですが、あまり細かなデザインには適していません。
カッティングシートプリントの特徴
少量制作時の価格 | ★★★★★ |
|
---|---|---|
プリントの耐久性 | ★★★★★ |
|
多色印刷 | ★★☆☆☆ |
|
プリントカラーの表現 | ★★★★★ |
|
使用可能なボディ | ★★★★★ |
|
お届けまでの時間 | ★★★★★ |
|
製版代 | 不要 | |
写真のプリント | NG |
フルカラー転写プリント
カッティングシートプリントと似ていますが、フルカラー転写プリントは、はじめに白のプリント用シートにデザインを印刷し、さらにそれをデザインに沿って型抜きしたものを圧着します。
フルカラーでデザインを表現できますが、型抜きの際にデザインの周りに 4〜5mmほどの枠線が残ります。
また、他のプリント方法と比較して耐久性は若干低くなるため、単発のイベントなどで色鮮やかなデザインを表現したい時におすすめのプリント方法です。
フルカラー転写プリントの特徴
少量制作時の価格 | ★★★★☆ |
|
---|---|---|
プリントの耐久性 | ★★★☆☆ |
|
多色印刷 | ★★★★☆ |
|
プリントカラーの表現 | ★★★★★ |
|
使用可能なボディ | ★★★★★ |
|
お届けまでの時間 | ★★★☆☆ |
|
製版代 | 不要 | |
写真のプリント | OK |